売れる講座テーマが見つからない――多くの人がここで立ち止まりますが、実は“テーマがない”のではなく、“見つけ方を知らないだけ”なんです。僕自身、49歳で初めて起業したとき、まったく同じ壁にぶつかれました。「自分に教えられることなんてあるのか?」と何度も自問し、情けなくて眠れない夜もありました。
でも結論から言うと、テーマは才能から生まれるのではなく、「これまでの人生をどう使うか」から生まれます。
そして売れる講座は例外なく、あなたの中にすでにある“変化のストーリー”から立ち上がります。
なぜそう断言できるのか。僕が起業1年目で受講生を集められたのは、特別な資格があったからではありません。むしろ逆で、“逃げ続けた過去”や“悩みを抱えていた自分”をそのままテーマにしたからです。等身大の経験ほど、人の心を動かし、信頼につながるものはありません。
この記事では、あなたの中から売れるテーマを引き出す具体的なステップを、僕の実体験とマーケティングの視点を交えてお伝えします。読み終わる頃には「やっと見つかった」と胸のモヤが晴れ、明日から動き出せるようになるはずです。
一緒に、“逃げない人生”を形にしていきましょう。

売れる講座テーマが見つからない本当の理由

多くの人が「自分の強み」を勘違いしている

「強み=得意なこと」と考える人は多いのですが、講座テーマに必要なのは“人より少しだけ先に進んだ経験”です。僕自身、スタバで部長をしていた頃でも「教えられるほどの専門性なんてない」と思い込んでいました。しかし受講生が求めるのは“完璧な講師”ではなく、“過去の自分を理解してくれる存在”です。強みとはスキルではなく、「同じ悩みを通り抜けた経験」なのです。

市場の悩みと自分の経験がつながっていない

テーマが見つからない最大の原因は、自分のストーリーと市場のニーズを“別物”として見てしまうことです。例えば「時間管理が苦手で苦労した」「副業で何度も失敗した」など、あなたの過去の挫折は、実は何万人もの人が抱えている悩みと一致しています。市場が求めているのは「あなたと同じ場所でつまずいた人のリアルな解決策」です。

テーマ探しが“頭の中だけ”で完結している危険性

多くの人はノートに向かい続け、考え込むほどテーマが遠ざかっていきます。僕も起業初期に“完璧なテーマ”を探して3ヶ月動けなかった経験があります。しかし、売れるテーマは机上ではなく、実際に人と話し、悩みを聞く中で浮かび上がるものです。動き出すほどテーマは鮮明になり、検証できるようになります。

売れる講座テーマには共通点がある

具体的な悩みを1つだけ解決している

売れる講座は例外なく「ひとつの悩み」にフォーカスしています。多くの初心者がやりがちなのは、「これも教えたい、あれも伝えたい」とテーマを広げてしまうこと。しかし人は“自分の悩みがピンポイントで解決される”と感じたときに申込むのです。例えば僕の受講生でも、「副業で最初の3万円を稼ぐ方法」に絞っただけで成約率が3倍になった人がいます。狭くする勇気が、売れるテーマをつくります。

自分の変化(Before→After)が証拠として語れる

人が講座に申し込む決め手は“講師の変化”です。過去の僕は、起業初期に「実績がない」と不安でした。でも受講生が響いたのは、月100万の数字よりも、「逃げていた人生から、覚悟を持って行動できるようになった過程」でした。Before→Afterは、偽れない“証拠”です。どんなに小さな変化でも、それがあなたの講座テーマの核になります。

再現性があるプロセスを持っている

売れる講座は「あなたがどうやって変われたのか」を“プロセス化”できています。プロセスとは難しい理論ではなく、「3つのステップ」「4つの習慣」という、誰が見ても理解できる“道しるべ”のこと。僕もスタバ時代の部下育成で培った“伴走の型”を体系化したことで、初めて講座として成立しました。再現性のあるプロセスがあると、顧客は「自分でもできそう」と感じます。

売れる講座テーマを見つける3ステップ

Step1:過去の挫折・悩み・克服ストーリーを書き出す

テーマづくりは「自分史の棚卸し」から始まります。特に大切なのは、うまくいった経験より“つまずいた経験”です。人は成功ストーリーには距離を感じますが、弱さや葛藤には深く共感します。僕がテーマを見つけられたのも、49歳までの失敗や迷いを正直に書き出したことがきっかけでした。あなたの人生の中には、すでに「人を救える物語」が眠っています。

Step2:市場の悩みと“接点”を見つけるリサーチ術

書き出したストーリーを、次は市場の悩みと照らし合わせます。SNS・書籍レビュー・質問サイトなどを覗くと、「過去のあなたと同じ悩み」を抱えている人が必ずいます。ここで重要なのは“解決できる範囲を等身大にする”ことです。完璧な専門家を目指す必要はありません。あなたが乗り越えたプロセスは、誰かにとっての希望になります。

Step3:ミニ検証でテーマの手応えを確認する方法

テーマは考えていても完成しません。小さく発信し、反応を見ることで磨かれていきます。僕自身、最初は無料相談や小さなワークショップから始めました。3人でもいい、5人でもいい。悩みを聞きながら伝えてみると、「そこが知りたかったんです」と言われるポイントが浮かび上がります。それが“売れるテーマの核心”です。

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僕が49歳で初起業したときのテーマ発掘ストーリー

自分の弱さこそ最大の資産になった話

49歳で初めて起業したとき、正直に言えば“強み”なんて一つも見えていませんでした。むしろ、逃げてばかりだった過去が重荷で、「誰が自分の話を聞いてくれるんだ」と不安しかありませんでした。でも気づいたんです。逃げていた過去こそ、人に寄り添える理由になるんだと。弱さは隠すほど価値を失い、語るほど信頼に変わります。

スタバで学んだ「人こそがコンテンツ」という真実

スターバックスで27年間マーケティングに携わり、部長も経験しましたが、そこで学んだのは“仕組み”よりも“人”の力でした。人は、教わる内容以上に「誰から学ぶか」で人生が変わります。講座テーマはスキルではなく、“あなたという物語”が核になる。これは起業後も変わらず、僕のすべての講座の基盤になっています。

最初の講座で月100万を作った裏側のプロセス

起業して3ヶ月、僕は自分の経験を「伴走型マーケティング講座」としてまとめました。特別な実績はなくても、等身大のストーリーと再現性のあるプロセスがあれば、人はついてきてくれる。その月、初めて売上100万円を達成しました。成功というより、「これで人の役に立てるんだ」と胸が熱くなった瞬間でした。

今すぐ動き出すためのテーマ発掘ワーク

3つの質問で“売れるテーマの種”が見える

売れるテーマの種は、実はとてもシンプルな問いから見つかります。
次の3つに答えてみてください。

  1. 過去の自分が一番つらかった瞬間は?
  2. その時、何によって前に進めた?
  3. 今、同じ場所で悩んでいる人に何を手渡せる?

この3つが揃うと、「あなたの物語 × 市場の悩み」という最強のテーマが浮かび上がります。僕もこの問いから、最初の講座コンセプトが確定しました。

読者のニーズと自分の体験を接続する方法

売れるテーマは、“自分の経験の押し売り”では成立しません。大切なのは、「読者の悩みの言葉」と「自分の体験」をつなぐ翻訳作業です。たとえば「自信がない」という悩みに対して、「行動できた日」のエピソードを示すと、読者はリアルなイメージを持ちやすくなります。経験を「プロセス」に変換することで、受講生が未来を描けるようになります。

今日からできる30分ワーク

  1. 10分:過去の挫折・葛藤を書き出す
  2. 10分:SNSやレビューで“同じ悩みの人”を10人探す
  3. 10分:その人たちが求めている“たった1つの解決”を想像する

たった30分でも、テーマの輪郭が驚くほどクリアになります。動いた瞬間から、止まっていた歯車が回り始めます。